会報誌「サングラハ」第180号(2021年11月)について

2021年11月25日発行、全頁、A5判、700円

目次

目次

■ 近況と所感 ………………………………………………………………………………… 2

■「典座教訓」講義(3) ……………………………………………………岡野守也…… 5

■ コスモロジー心理学各論(7)――なぜ空は青いか?…………………岡野守也……17

■ 痴呆、認知症そして老耄(認知障)(12)………………………………大井玄……… 22

■ 仏弟子たちのことば(12)…………………………………………………羽矢辰夫…… 33

■『人新世の「資本論」』における「脱成長コミュニズム」(1)…………増田満…… 35

■ 講座・研究所案内……………………………………………………………………………… 42

■ 私の名詩選(79) 『万葉集』紅葉の歌…………………………………………………… 44

編集後記

 おかげさまで第一八〇号に到達しました。間もなく創刊三十年、引き続きよろしくお願いいたします。岡野主幹による「典座教訓」講義では、典座の仕事を修行の本務であるというのが、単なる心構えではないという本気度が伝わってきます。うまく言い難いのですが、実に「気合」が感じられる回でした。

 コスモロジー各論は、今回は「空が青い理由」です。大気がなければ真っ暗闇に極端にギラギラの太陽…青空が美しいのは、コスモロジー的に当然です。

 大井先生の「痴呆、認知症そして老耄(認知障)」は今回が最終回となります。「認知症」とされるものの多くが人間の正常な老いの過程でもあること、人間の信じる力の可能性というのは驚異的なものがあること、そして何より「知識としての記憶は忘れても、感情としての記憶はしっかり残る」ことを、心に刻みたいと思います。

 羽矢先生の「仏弟子たちのことば」は、因襲的な女性蔑視に直面したマハーパジャーパティーの話が扱われています。

 増田さんは今回から「『人新世の「資本論」』における「脱成長コミュニズム」」と題した、話題の著作の書評と考察の連載となります。

                             (編集担当)

会報誌「サングラハ」ご講読のご案内

会報誌「サングラハ」は、購読料5,000円で年6回隔月発行・お届けしています。

お問合せ・お申込みは、こちらの専用フォームをご利用ください。

    お名前 必須

    ご職業必須

    会社名・団体名任意

    メールアドレス必須

    電話番号必須

    郵便番号必須

    ご住所必須

    お問合せ内容必須

    以上の、ご入力頂いた内容につきましては、
    回答のために運営事務局内で担当者に共有させて頂くことがございます。
    ご了承頂けましたら、以下のボタンより送信をお願いします。

    情報共有のご協力をお願いいたします
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    目次