会報『サングラハ』第161号(2018年9月)について

 隔月刊の会報『サングラハ』について、161号(2018年9月号)の発行をお知らせします。
 各会員には近日到着予定です。
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『サングラハ』第161号

2018年9月25日発行、全48頁、A5判、700円

目 次
 ■ 近況と所感 … 2
 ■『唯識三十頌』を学ぶ (2) 岡野守也… 6
 ■ 唯識と論理療法を融合的に学ぶ (11)   〃   … 16
 ■ 新・ゴータマ・ブッダのことば (13) 羽矢辰夫… 34
 ■ 近代、アメリカ、日本 三つの未完のプロジェクト (1) 増田満 … 36
 ■ 実践報告:合唱曲「COSMOS」の詞より (2) 松原弘和… 42
 ■ 講座・研究所案内 … 46
 ■ 私の名詩選 (60) 万葉集の月の歌 … 48

 編集後記
  災害の連続、特に本誌でも予測していた気候変動・異常気象の恒常化に、危機の時代の到来を感じます。
 主幹の唯識三十頌講義では、八識の心理構造論の箇所が取り上げられています。戦争や気候変動という現代の巨大な問題を惹き起こしている根源がここにあることを、すでに大乗仏教がはっきり洞察していたのは、思えば驚くべきことです。
 同じく主幹の唯識と論理療法講義では、復習として特に無住処涅槃論と六波羅蜜説が語られています。心理構造論だけでなく、それを超越して目指すべきゴール、さらにはそれに至るためのトレーニング・メニューもまた、古代の仏教で開発されていたわけです。これこそ危機の時代に再発見されるべき智慧に違いありません。
 羽矢先生の連載では、宗教を問わない普遍的な目覚めを語ったブッダの、静かで力強い声が聞こえてくるようです。
 増田さんの寄稿は、近代、米国及び日本の、それぞれの理想=未完のプロジェクトを読み取る試みの前編です。
 会員で現役教師の松原さんからは、コスモロジー心理学を活かした教育実践の報告をいただきました。 (編集担当)
 


 
2018/09/26