会報『サングラハ』第158号(2018年3月)について

 隔月刊の会報『サングラハ』について、158号(2018年3月号)の発行をお知らせします。
 各会員には4月上旬に到着予定です。
 会員以外の一般の方でもご購読いただけます。当HPフォームメールまで号数・冊数を記載しご注文ください。
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『サングラハ』第158号

2018年3月25日発行、全52頁、A5判、700円

目 次
 ■ 近況と所感 … 2
 ■『如来蔵経』を読む (5) 岡野守也… 4
 ■ 唯識と論理療法を融合的に学ぶ (8)   〃   … 14
 ■ 新・ゴータマ・ブッダのことば (10) 羽矢辰夫… 26
 ■ 渡辺京二と近代の超克 (7) 高世仁… 28
 ■ 中立国スイスとスウェーデンを参考に将来の民主主義国の在り方を考える (1) 増田満 … 33
 ■ 実践報告:合唱曲「COSMOS」の詞より 松原弘和… 41
 ■ 書評『徳川時代の宗教』(R・N・ベラー) (9) 三谷真介… 44
 ■ 講座・研究所案内 … 50
 ■ 私の名詩選 (57) 芭蕉の春の句 … 52

 編集後記
 政治に国家理想が存在することこそ真の意味で現実的なのだと痛感される昨今です。
 主幹の『如来蔵経』講義では、今回は「ボロきれに包まれた黄金の像」と「やがて全世界の王となる胎児を抱いた平凡な女性」の譬えが取り上げられています。経典は『汝等自身皆佛性有り」と述べ、現世をその仏性が開花した国土にしようという大乗仏教の理想を語っており、そこから日本の国家創始に聖徳太子が抱いた志が感じられます。
 同じく主幹の唯識と論理療法講義では、論理療法の「D」・論破のレクチャーです。おそらく誰もが思い当たる非合理的思い込み、日々論破の繰り返しが重要なのだとわかります。
 羽矢先生の連載では、逡巡するブッダに説法を請い願う梵天の切実極まる言葉が印象的です。
 高世さんは、碩学・渡辺京二氏の生涯の課題「近代の超克」を論じられています。
 増田さんは、一見平和そうな二国が歩んだ「武装」中立の厳しい道のりを紹介されています。
 会員の松原さんから、小学校教師として教え子にコスモロジーのメッセージを伝える実践報告をいただきました。
 担当のベラー書評は、彼の言う日本の中心価値なるものの根底を探るため、少し回り道をしています。
 (編集担当) 



 
2018/03/29