会報『サングラハ』第155号(2017年9月)について

 会報『サングラハ』155号の発行についてお知らせします。
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『サングラハ』第155号

2017年9月25日発行、全48頁、A5判、700円

目 次
 ■ 近況と所感 ……2
 ■『如来蔵経』を読む (2) ……岡野守也…   4
 ■ 唯識と論理療法を融合的に学ぶ (5) ……岡野守也… 21
 ■ 新・ゴータマ・ブッダのことば (7) ……羽矢辰夫… 28
 ■ 渡辺京二と「近代」の超越 (5) ……高世仁…… 30
 ■ 書評『ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎』 ……増田満…… 35
 ■ 書評『徳川時代の宗教』(R・N・ベラー) (4) ……三谷真介… 43
 ■ 講座・研究所案内 …… 46
 ■ 私の名詩選 (54) 『自註鹿鳴集』秋の歌四首 …… 48
 
(編集後記)
 気候変動、国際問題等々が瀬戸際にある現在、今後こそ本誌のメッセージが重要になると感じます。
 主幹の『如来蔵経』講義二回目は経文の冒頭部分。すでに「如来蔵という一点において、ブッダと衆生はまったく異なることがない」という大乗の主張が、壮大なイメージで全面展開されていて、人類への究極の勇気づけという感じがします。
 同じく主幹の「唯識と論理療法」では、頁数の制約により、逆に論理療法のエッセンスがわかりやすく凝縮されています。不健康な感情が起きたら「あるべき思考」に陥っていないか、自問したいと思いました。羽矢先生のブッダ連載は、引き続き『聖なるものの探求』について。二人の師の境地すら常識的には非常に高く、当然ですがブッダが時代をはるかに超越した人だったことがわかります。
 高世さんの渡辺京二氏の思想を巡る連載が再開となりました。故・森本喜久男氏の鮮烈な生き様は、渡辺氏の問題意識に根本で通じるものがあります。
 増田さんの書評は田沼靖一氏の「利他的遺伝子」論。利己を超えた死と利他が、意味ある一体のものとして有性生殖25億年の歴史を通じ私たちに届いていることは、科学的に感動的です。
 担当のベラー書評は、いったん準備作業として母語と民族性の関係を扱い、後で本来の書評に戻ります。
 (編集担当) 

 

2017/10/04